【C³】project team は「交流」と「多様性」をテーマとして演奏会を開催しています。

[コンセプト]

3人の作曲家が”自由”に書いた新曲旧曲の発表や、

演奏家による”自由”に選曲した音楽作品の演奏をもって、

(「何を書いてもOK」「何を演奏してもOK」「他の作品との兼ね合いなどは考えなくてもOK」といった態度)

表現者(作曲家および演奏家)それぞれが持つ”最も迸った表現”をひとつの演奏会の中に”並置”させてみよう、

という試み。

「出会い(出合い)」から「交流」を創り出し、

「価値の並置」から「多様性」を創り出す。

それらに触れた人は様々な印象を自由に持ち帰り、自由に”育む”。

 

様々な「個性」に触れてもらえれば、そして様々な印象を持ち帰ってもらえれば、と願っている次第であります。

 

【C³】主宰 松浦伸吾

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shingo-matsuura.net

ateliermaido.com

【C³】Vol.2 (finished)

【C³】 Vol.2 / 【立方C】 第二回演奏会

2022年3月1日(火) 19:00開演(18:30開場)
※ 振替公演
2020年3月19日(木)→延期
2021年1月25日(金)→再延期

大阪市立阿倍野区民センター 小ホール

入場料 3000円(当日500円増)

予約・お問い合わせ:info(a)rippou-c.net


曲目 ※作曲者五十音順

ジョルジュ・アペルギス:Pub I(2000)[Sop.]

近藤浩平:『先人たちの古い野営地 作品156-b』より 赤い岩(2016)[Va.]

近藤浩平:残酷な落日 作品200(詩:森永かず子)(2019世界初演)[Sop. Va. P.]

清水慶彦:女声,ヴィオラと電子音響のための《新院御経沈め》(2020世界初演)[Sop. Va. Es.]

清水慶彦:ピアノ独奏曲《水琴》(2008)[P.]

八村義夫:彼岸花の幻想 作品6(1969)[P.]

ヨハネス・ブラームス:アルト,ヴィオラとピアノのための2つの歌 作品91(1863 -1884)[Sop. Va. P.]

エルネスト・ブロッホ :『二つの小品』より 行列儀礼(1956)[Va. P.]

松浦伸吾:ひらみかなる(2009)[Sop. P.]

松浦伸吾:境界線より(2020世界初演)[Va.]

出演者プロフィール ※五十音順

太田真紀(ソプラノ)

同志社女子大学学芸学部声楽専攻卒業。大阪音楽大学大学院歌曲研究室修了。東京混声合唱団へ所属した後、文化庁新進芸術家海外研修制度にてローマに滞在。ヌオヴァ・コンソナンツァ・フェスティバル(ローマ)、シェルシ音楽祭(バーゼル)、武生国際音楽祭、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」、いずみシンフォニエッタ大阪定期演奏会他に出演、活発な演奏活動を展開している。アンサンブル九条山メンバーとして、令和元年度 大阪文化祭賞 奨励賞、2019年度 音楽クリティック・クラブ賞 奨励賞を受賞。ギタリストの山田岳氏との共同企画において令和3年度 文化庁芸術祭賞 大賞受賞。神戸大学、和歌山大学非常勤講師。

近藤浩平(作曲)

2010年ベルリン・ドイツ・オペラ<Klang der Welt Ostasien>作曲コンクール第2位(室内楽)。左手のピアノ作品は、智内威雄氏によって委嘱初演された「海辺の雪~震災と津波の犠牲者への追悼」が舘野泉氏により2014年にベルリン・フィルハーモニーでも演奏されるなど演奏機会が多い。「ヴァイオリンと打楽器の為の協奏曲」は、ブダペスト祝祭管弦楽団の日曜室内楽コンサートでも演奏された。2016年にはアリゾナ州にて5日間にわたるKondo Festivalが開催された。「海辺の祈り~震災と原子炉の犠牲者への追悼」は世界各地で再演150回を越える。日本現代音楽協会会員。日本作曲家協議会会員。

清水慶彦(作曲)

大分大学教育学部准教授(作曲・音楽理論)。京都芸大(京都市立芸術大学)作曲専攻を音楽学部賞,京都音楽協会賞を得て卒業,同大学院博士課程修了,博士(音楽)。交換留学制度によりドイツ・ブレーメン芸術大学で研鑽を積んだ。京都市立芸術大学非常勤講師,同志社女子大学嘱託講師を経て現職。作品集CD『清水慶彦作品集 六相円融』(studio N.A.T)が雑誌『レコード芸術』で「推薦盤」に選定されるなど好評を得たほか,アンサンブル・リュネットCD『エイト・レンゼス』,永野伶実CD『笛吹き女』等に楽曲を提供。作品はニューヨークで開催された音楽祭「ミュージック・フロム・ジャパン2018」等でも上演されている。近作に,笙とクラリネットのための《鵺の聲》,金管八重奏曲《付喪神成仏譚》,フルートと電子音響のための《鵺鳴キ夜》など「怪異と音楽」を題材に創作を展開。京都妖怪音楽協会代表。

田代直子(ヴィオラ)

京都市立音楽高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業。ヴィオラに転向し、オーストリア国立グラーツ芸術大学学士・修士の両課程を満場一致の最優秀賞を得て修了。同大学オーケストラ定期演奏会にてウォルトン「ヴィオラ協奏曲」、ヴォルフ「イタリアン・セレナーデ」のソリストを務めた他、ORF主催「現代音楽の夕べ」等、学内外の演奏会に多数出演。兵庫芸術文化センター管弦楽団コアメンバーを経て、現在、関西フィルハーモニー管弦楽団ヴィオラ奏者。その他、チェリスト大町剛と「デュオ.なちゅれ」、関西フィルメンバーによる「レーデ弦楽四重奏団」として活動するなど、オーケストラ、室内楽、ソロの各分野で活動。

中村圭介(ピアノ)

京都市立芸術大学音楽学部、ドイツ国立ハノーファー音楽演劇大学芸術家養成課程、文化庁在外派遣制度研修生として同大学ソリスト課程へ進み研鑽を積む。在学中に野村国際文化財団より奨学生と認められ、グリーグのピアノ作品の演奏・研究を行う。ドイツ、スペイン、ノルウェーにてリサイタルを開催するなど国内外のコンサートへ数多く出演している。現在、神戸市混声合唱団ピアニスト団員。2016年にデビュー・アルバムとなるグリーグのピアノ作品集「アリエッタ」をStudio N.A.Tよりリリース。

松浦伸吾(作曲)

大阪音楽大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。2003年度全日本吹奏楽コンクール課題曲公募入選、第 71回日本音楽コンクール作曲部門第2位、第3回シートマイヤー国際チェレスタ作曲賞入賞(順位無し)、第28回現音新人賞富樫賞、第2回国際アルケマ作曲コンテスト第1位、ISCM(国際現代音楽協会)「世界音楽 の日々2017バンクーバー大会」入選。(財)ロームミュージックファンデーション音楽特別在外研究生(2005-2007)。現在、大阪音楽大学非常勤講師(作曲・音楽理論)および神戸学院大学非常勤講師(共通教育)。関西現代音楽交流協会、(社)日本作曲家協議会、日本音楽教育学会、日本音楽表現学会、各会員。【C³】主宰。


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